「FILT」VOL.26

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「FILT」VOL.26の巻頭インタビューに加瀬くん登場!
「本気でウソをつきたい」と題して、俳優として"ウソ"について語ってます。これまたなかなか興味深い内容。
いくら素敵で人気があると言われている人、自分でも好みかも?という人でも、いざ発言してみると、その内容や表現がさっぱりつまらない、面白くない("笑える"という意味ではなく、私自身の感性に触れるか触れないか)という人が少なからず居るが、そういう人には私はあまり魅力を感じなかったりする。
私が人に興味や関心を持つようになって心惹かれるというのは、俳優・ミュージシャン・スポーツ選手などジャンルは問わず、その人だけの考え方を感じることが出来る言葉や表現、そういうものに刺激を受け、惹かれる場合が結構多い。
逆に言えば、その人が自分の感性に触れる言葉や共感したり刺激を与えてくれる考え方を持っていると思うから、その人が生み出すもの(本職)により強く牽かれるうになるのかもしれないけれど。
加瀬くんもまさに、そんな一人。
「僕は演じることで表現をしたいという気持ちはなくて、
自分を媒体だと思っているんです。
そのときに邪魔になるのが、生理みたいなところ。
台本を読んで言いにくかったり、違和感を覚えたりしたら、
そこから役との距離を測って、
埋めるにはどうすればいいだろうって考えるんです。」
演技は個性を出す場所ではない、というのが持論。
自分自身を空っぽにして、作中のキャラクターというウソで満たす。
その為に感覚を優先させて、言葉ひとつ、行動ひとつに意味をつけない。
何が起こるのか見てやろう、聞いてやろうという気持ちで臨む。
「演技って、同じ役者の立場から見ると、
その人がどういうつもりでやっているかがよくわかるんです。
僕が映画を観るときは、役者の演技の上手い下手はあまり気にしない。
それよりも演技がどこから始まっているのか、出発点を見てしまうんです。」
"演技の出発点"は、顔や佇まいに表れる。
役者だからこそ感じ取れる、微妙なニュアンス。
観る人の心を動かせる何かは、そこから生まれるのかもしれない。
<「FILT」VOL.26より抜粋>
一見"普通"過ぎるように見えて、実は"普通じゃない"魅力を持っていると感じさせる彼の演技の意味が、またもう少し分かるような気がした。
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※専門学校

2007年03月29日 加瀬亮 トラックバック:0 コメント:0