2007夏クール日本ドラマ[途中経過]
またまた遅ればせながら、もう中盤を越えた夏クールの日本ドラマの視聴状況です。
6話完結のNHK「新マチベン〜オトナの出番〜」(放映・視聴済)を加えて、今クールも8作品も視聴中。
春クールも私にとってはなかなか充実していた日本ドラマ視聴状況でしたが、今回はそれにも増して楽しんで見ています。
まずは、既に放映・視聴が終了している
「新マチベン〜オトナの出番〜」から。
これは、前回の「マチベン」がかなり面白くて惹き込まれて見た作品だけに並々ならぬ期待があったわけだけど、ちょっと期待ハスレの感あり。キャストも悪くなかったのに、ストーリーもエピソードももう一歩力不足だったと思う。
確かに、「マチベン」も説得力不足だった回が無いわけでもなかったけれど、全編を通して貫かれている主人公のエピソードに迫力と吸引力があって全体として佳作になっていたと思うのだが、今回は、その軸となるエピソードが中途半端だったような印象。
第4回の「名前の無い依頼人」はなかなかの出来だっただけに惜しい。
今一番楽しみにしているのは、意外にも試しに見てみた日テレの
「受験の神様」。誇張された場面や突飛なエピソードが無いわけではないけれど、最終的に伝えようするメッセージは至極正統、且つ皮肉も効いていて痛快だ。
"受験の神様"菅原道子の無茶で強引とも言える言動が、結局は、主人公たちに何かを悟らせて行くことになる展開も、なかなか上手く考えられている。"受験の神様"、菅原道子の正体が明かされるのも楽しみ。(もしかして、謎めいているまま?!)
視聴率では苦戦中らしいフジの
「牛に願いを」も、悪くないと思う。
何人かの若者の青春群像劇は珍しくも無い素材だけど、北海道の酪農家の抱える問題を取り上げて、それに直面して悩む今どきの若者たちの姿を(劇中にも出て来た、彼らが自ら"半端でいたい"というのが、キャラクター設定からして上手く表現されている)等身大で描いていて好感が持てる。
また、生き物を育てて生業にしている人たちの姿や現実、ジレンマなどを通して、改めて"命"を考えるようにさせる。
このドラマの玉山鉄二くん、今までで一番カッコよく見える♪それに、テーマ曲の
槇原敬之のGREEN DAYSもとても良い曲だなあ。エンディングにこの曲が流れると、思わずホロリ。
テーマ曲が良いと言えば、日テレの
「探偵学園Q」。
ドラマそのものはちょっとなあ〜と思いつつも、この曲に心引かれてつい見てしまっている感じ。(苦笑) 凄くキャッチーなだけでなく、フックもあって良いですね。(特にベースラインがcool!) 邦楽のロックで久々に心踊ったかも♪
ドラマの方はというと、ストーリーはまだしも、台詞そのものがちょっとぎこちないというか、不自然じゃないですかねぇ??芸達者な子役たちのはずなのに、台詞に違和感を感じることがしばしば。
陣内さんの役も演技も、不自然でぎこちない(わざとらしい)・・・(汗)
何となく、"現代版少年ドラマシリーズ"っぽい懐かしさも漂わせているんだけど。

実は、今クールの中で初回のインパクトでは飛び抜けていたのがフジの
「ファーストキス」だったのだけど・・・その勢いを持続させるのに失敗したような気がする。5・6話になって多少盛り返して来たような気もするけれど。
個人的には、兄弟のやり取り云々よりはヒロイン(妹)と若手医師(平岡祐太)との初々しくも切ないやりとりの方が見どころなわけで・・・^^; (平岡祐太くん、「たったひとつの恋」の役も良かったけど、今回も凄く良いですね♪)
結局のところ、メインの兄妹の描写をメインに描き続けるのは、吸引力の点でも、多少限界を持っている作品なのかもしれないと思う。(初回のラストの兄と妹の場面は感動的ではあったのだけど・・・)
このテーマ曲じゃなきゃ、盛り上がりも何割か減じゃないかという小田さんのテーマ曲効果も大。
逆に、初回は期待に及ばないと思っていたのに、回を増す毎に独特の面白さを放って来たのが日テレの
「ホタルノヒカリ」。
藤木さんは特に好みの男優さんというのでもなく、これまでのドラマはあまりチェックしていないのだけど、今回の古典的・硬派キャラとヒロインとのやりとりが面白くて微笑ましい^^
ストーリーの意外性は期待していなくて、キャラクターと彼らのやり取りの面白さを楽しみたい。^^
TBSの
「地獄の沙汰もヨメ次第」は、予定調和の安心感で気軽に見られるドラマ。時代を投影しつつも変わらない嫁姑間の葛藤、一方的にどちらかに偏らない描写と巧みな台詞の数々は思わず耳が痛くなったり、苦笑いも。
他にフジの
「山おんな壁おんな」も一応見てます。(笑)
バカバカしい素材を楽しんで?真面目に?演じている風の俳優さんの演技を楽しんでいるというか・・・^^;
どれもこれも、思った以上に楽しんで見続けております♪
秋クールの新ドラマも続々と発表されていますねぇ〜
大好きだった「医龍」もあるし、上川さん主演のドラマもあるし、NHKのドラマも面白そうなラインナップが待機中らしいし・・・秋クールも楽しみな日本ドラマです。
2007年08月16日 日本ドラマ トラックバック:- コメント:0
2007春クール日本ドラマ[今更のまとめ]
夏クールのドラマも中盤に差し掛かって、
今更春クールのまとめもない感じですが

、一応遅ればせながらのまとめを・・・

春クールダントツ(私が視聴した中で)の完成度を誇ったのはやっぱり
「わたしたちの教科書」だったと思う。
一人一人のキャラクター設定も描写もしっかりしていて(意外に、谷原さんの役は他の役に比べて、予想よりあっさりめだったような気もするけれど、それなりに印象に残る場面も割り当てられていたし)、善悪では選り分けられない丁寧なキャラクター設定が、作品全体に深みと余韻を加えていた。
"いじめ"を中心にしてストーリーが展開するものの、最終的なテーマは、そこに止まらない広がりを感じさせるメッセージを持っていたのも印象的だった。
ヒロインというには変則型キャラの菅野美穂さんの、地味な中に感じさせる芯の強さも強烈だったけれど、出番は少ないながら初めから最後まで作品の軸になっていた志田未来ちゃん演じる明日香の存在感が、圧倒的なインパクトを持って胸に突き刺さった作品だった。力作!
「わたしたちの教科書」と似た素材であるだけに、余計深み不足が目立ったのが
「生徒諸君!」。
原作がある作品だけに、脚本にも難しいところがあったのかもしれないけれど、台詞が私にはくどく感じられてしまうところが興ざめだった。
台詞そのものよりは繊細な心理描写・演出で表現して伝えるというよりは、説明調の台詞の羅列だったのが難があり、上っ面な印象を残した。
意外に最後まで面白く見られたのが
「花嫁のパパ」。
時にドタバタしたコミカルさが度が外れそうになりつつあり、煩く感じさせるところを、とことん王道で正統派だったメッセージとテーマで、辛うじて纏め上げたのが正解だったのかも。
でも、とにもかくにも、私にとっては、田口くん@三浦さんが可愛くて爽やかで、モチベーション維持出来た功労者でした♪
惜しかったのが
「セクシーボイスアンドロボ」。
私には序盤の面白さと新鮮さが、後半から終盤に急激に喪失したような気がして、最後は何となくくどさばかりが残ったまま終了。基本的に1話完結で展開させ続けて、メインの人物たち自身については、あまり深く描かないままの方が良かったのではないかと思う。そうすれば、シリーズ化でもして、もっと広がる作品になったような気がする。
期待通り、普通に面白かったのが
「夫婦道」。
強烈さも新鮮さもないタイプの作品だけど、ただただ安心して楽しめる"不通"のホームドラマもまた良しです。
期待はずれだったのがやっぱり
「病院のチカラ〜星空ホスピタル〜」。
其々のキャラクターも発する台詞もエピソードも、なんだか白々しくて安っぽい印象で退屈だった。ヒロインのキャラクターもちょっと中途半端で面白味がなかった。矢島正雄氏の脚本(1人じゃなかったようですが)にしては、かなり精細を欠いていて残念!
録画は最後までしたものの、結局4話でリタイアしてしまったのが
「孤独の賭け〜愛しき人よ〜」。
堺さんがどうなったのかだけが気がかり・・・(苦笑)。
「帰ってきた時効警察」は他の普通のドラマと比べて云々・・・というのはナンセンスのような作品で、この独特の世界を再び目に出来ることだけで満足。オダギリくんや麻生さんを、ドラマでこんな風に変わらず見られるということ自体、なんて贅沢なのかと改めて思う^^
結局、7本も完全視聴出来て、個人的にはなかなか充実していた2007春クールでした。
2007年08月11日 日本ドラマ トラックバック:- コメント:0